向上心の足跡

子育てエンジニア的つぶやき集

我が家の娘達とYoutube(動画コンテンツ)との付き合い方

まとめておきたくなったので、今日は「我が家の動画コンテンツとの付き合い方」を記してみようと思います。
今のところ、親も子も恩恵をしっかり享受しつつ付き合えている気がしているので、今後も継続したいなぁと。

  • ⚠️本記事では「テレビなんて見せるもんじゃない!」「Youtube見せるなんて親としてどうかしてる!」「子供がかわいそう!」みたいな考えの方が読むと発狂する恐れがあるので、該当される方は見ないことをおすすめします。

昔だとテレビやビデオ、今だとYoutubeとかNetflix、子育てをしていると各家庭で方針が全然違ったり悩みポイントがあったりしますよね。
特に今年はコロナ禍で子どもたちが保育園や幼稚園に通えず、家で仕事をしながら保育するという特殊な環境に置かれたご家庭も多く、子供と動画については身近でもかなり話題になっていました。私はちょうど育休中で難を逃れたのですが、それでも動画にかなりお世話になりました。

例によってめっちゃ長くなってしまったので、まとめにジャンプもおすすめです。
─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ

我が家の基本方針

いきなりですが、実は今年度、英語圏の国に家族で一年住む予定でした。…コロナがなければ。
そのために1年ほど前から、長女にも英語に親しんでもらおうと、Disney World English(以下DWE)を始めています。ここではDWEの宣伝がしたいわけではなく、このプログラムは基本ディズニーキャラクターが出てくる英語のCDを聞いたりDVDを見て英語に親しむのがメインで、DVDを見る時間をなるべく確保して見せていました。
幸い、今のところまだ飽きたり嫌になったりしていないようで、細く長く続いています(「いや」、と言ったらその日は違うものを見たりしたりしている)。やっぱりディズニーキャラクターは強い。

もともと動画を子供に見せるのはそんなに抵抗がなかったのですが、これを始めてから更に、動画を子供に見せることに抵抗がなくなりました。いつの間にか英語の歌を覚えて、歌えるようになって、単語の意味も覚えて、喋れるようになってる。すごい。
英語教育にもともと興味があったり熱心だったわけではなくて(それなら0歳から始めてる)、引越し先でもともと引っ込み思案な長女が、言葉の壁により友達の輪に入れなくなることを懸念して始めたのですが、たくさんの良い発見をもたらしてくれました。

テレビは見せない、動画は見せない、という内容は今でも育児書によく書いてあるし、それを実践している友人もいます。内容については同意できることも多い。「動画を見せない」ことが目的なんじゃなくて「親が子にちゃんと向き合う、関わる」ことが重要だということだと捉えているので、そこは忘れないようにしたいなぁと思いつつ、動画見せてます🙃
「時代にあった育ち方」というのも大事だと思っていて、デジタルネイティブと言われる世代があるように、その時代のツールに合わせた育て方で良いんじゃないかなと思ってます。その次代のツールを幼少期から使いこなした人材が、大きくなって、もっと先進的だったり、使いやすかったり、環境に優しかったり、方向はわからないけど良いと思う方向に世界を進化させていくんじゃないかなーと。

ということで、長く書きましたが、動画を見せることにはあまり抵抗ありません。
※とはいえ、長時間見すぎると目が悪くなる、とか寝る前に見ると興奮して寝られなくなる、みたいなところは、そこそこ気をつけてます。

どれくらいの時間見せてるの?

姉(3歳)

  • 寝起きからの朝ごはんまで(目覚まし代わりに)
  • 帰宅後から夕食まで
  • 土日は動画を見ながらお昼寝(入眠剤

妹(1歳3ヶ月)

基本姉の視聴時間 +

  • 土日の姉のお昼寝時間

どの時間に何を見るかはあまり決めていません。最近ではDWE関連を見るかどうか姉に聞いてみてだめだったら他の、という感じ。ただ、朝は親が勝手につけられるので(朝はボーッとしてるので滅多にチェンジ要求が来ない)DWEのDVDを見てます。

帰宅後から夕食までは、まだ一人でワークをできる感じでもないし、母は夕食の支度や汚れ物の下洗いで手が離せないので、めちゃめちゃ動画に助けてもらってます。

お昼寝の入眠剤に使うのについては、これが良いのかどうかは正直わからないです。子育てや睡眠の専門家ではないので。DWEの動画でずーーーーっと時計の針を眺めて「what's time is it♫」とゆるい歌を聞き続ける曲があって、一度これをお昼寝の時間に見てみたところ、催眠術かのようによく効いたので、それからよくお昼寝前に動画を見るようにしています。

「寝なさい」と言っても中々寝れるものではないし、でも保育園と生活リズム整えたり、親の自由時間捻出という意味でもお昼寝はしてほしい。イライラしながら寝かしつけるより、動画を見ながら自然に入眠してくれるなら言うことなし、という感じ。
入眠する時間は日によってばらつきが大きいですが、さっきの催眠術DVDは90%寝ます。でも他のが見たいという時も多いので、そのときは「そのうち寝るかな」という気持ちで好きなのを見てもらいます。入眠に失敗することももちろんあります。。。

平日の日中は保育園にお世話になっていることもあり、合わせると

  • 平日: 30分~1時間
  • 休日: 30分~3時間

くらい。休日は特に、お出かけするか、一日中家にいるか、他の遊びをしたがっているか、などでバラバラ。

何を見せてるの?

上記のDWEメインで見せてます。親としても「英語のため」と割り切りやすいし、コンテンツも安心。
※ちなみに長女は、怖いのがからっきしだめなので、誰かが「助けて〜!」とか"HELP!!!"とか言ってたり、暗かったり、泣いている人がいるシーンはNG。そのシーンが始まると見るのをやめちゃう。

でも、それだけだと飽きちゃったり、強制されてるみたいで嫌になっちゃったりしたら困るなー、長く続けて欲しいしなぁー。ということで、主にコロナからの登園自粛期間あたりからYoutubeも積極的に見始めました。環境は、テレビに接続したPS4から見てます。

Youtubeについては、この時期に父さん(@fushiroyama)が

YouTubeで誰かがアンパンマンを動かすだけの虚無を見始めてしまった

とあったので、どうなるかな〜?と思っていたんですけど、PS4経由でテレビで見ているとYoutubeの操作がまだ3歳児には難しいようで、いまのところ自分でこれを選ぶということはないです。
しかし一度、動画一覧(home)にこの動画のサムネが映り、長女が見たがったので見てみたんですけど、これは確かに。なぜか集中して見るし何度も見たがる…。謎の中毒だ…。

一番いいのは、親も納得して見せられる、子どもたちも好きで見たがるようなコンテンツ。これを探し当てたいなぁと思い、3月頃から試行錯誤してました。
Youtubeコンテンツは次の項でみっちり紹介するとして、地上波もコロナ登園休止中は特にお世話になっていました。
こちらも番組さえ決めてしまえばコンテンツは安心。私が「これ良さそう」と思ったものを紹介してみて、長女が「見てみたい」と言ったものを中心に継続していました。

アンパンマンプリキュアは見せてはみたものの、長女的には怖いシーンが時々あるようで、あまりハマりませんでした。あれま。

Youtubeオススメ動画&Channel

Youtubeはめちゃめちゃお世話になっているので、誰得感あるけど細かく紹介。

最初は、英語の歌で「きらきら星」とかみたいな、もっとシンプルで歌いやすそうなのだったら0歳でも3歳でも楽しめるかなー?と探してみた所、"SuperSimpeSongs""SuperSimpeLearning"というシリーズがあって、これがなかなか良い。動画の数もたくさんあって、基本明るく楽しい歌ばかり。30分とか40分とか時間制限つきのもあって、広告も途中で入らない。主に妹一人の時に見せているけど、長女もまだまだ英語初心者なので難易度的にも丁度いいし、怖くないのでお気に入りの様子。
次女は、幸せなら手をたたこうの英語verで手をたたき始めたり、足をドンドンさせたり、ノリノリでスクワットしたり、バンドのライヴのように首を縦フリしたり、とても楽しんでます。親も時々一緒にやれば完璧。

次は、DisneyChannelの宣伝動画。長女がDWEの動画に飽きそうだなーと感じた時に、他のDisneyの動画も見てみる?と探してみたのがきっかけ。
Mickey Mouse Clubhouseとか、Minnie's Bow-Tiqueとか。
英語版を見ています。DWEの流れでディズニーキャラクターは大好きだし、言葉が多少わからなくても動きが面白いのでなんか笑いながら見てる。姉が笑うと妹も笑う。うん、なんか楽しんでる。
一時期、長女がめっちゃMinnie's Bow-Tiqueにハマり、毎日毎日復数ある動画を何度も見ていたら、急に "Good idea!" とか "Goody goody goody!" とか(ミニーとデイジーがめっちゃ言う)言い出して、子供の吸収力半端ないなーと思ったのでした。
子どもの世界の流行り廃りは本当に早く、あんなに見たがっていた Minnie's Bow-Tique も、今日「見てみる?」と聞くと「いい」とのこと。結局Club Houseの方を見ました。ちょっと残念だったけど、そのうちまた見たい時がやってくるでしょう。
DisneyChannelに関しては、加入しようかなーと迷ってます。まだ宣伝動画を繰り返し見るので十分そうなのとDWEもあるので、悩ましい。宣伝動画だと話の途中で打ち切りになっちゃうものもあるけど、そこはまだよくわかってなさそう😅

最後に、そろそろ長女も4歳になるのでピアノを始めようかな?というタイミング。最近2歳上の従姉妹がやってるのを見て、ピアノもバイオリンもとてもやりたくなった様子。
これはこの機を逃してはならぬ!とレッスン先を探したりし始めたんですが、それと同時に「憧れ」ってものすごい原動力なんだなぁと思いました。身近にに憧れのお兄さんお姉さんいないかなーと思ってた矢先、誰かがTwitterで紹介してたりっちゃんを発見したのでした。こちら

www.youtube.com

りっちゃんの音楽channel。最近SmartNewsにも取り上げられたりしたらしく、人気者に!あまりにもノリノリで楽しそうに弾くので、私までメロメロです。最近の長女は、帰宅するとすぐ「りっちゃんみるー!」です。んで、ソファーで私のPC台(Yogibo)を足に乗せ、ピアノに見立てて弾きまねしてます。それはもう真剣に。エレクトーンの足も気に入ってるらしく、めっちゃ足もバタバタしてます。
最近自分の仕事用に購入したこの椅子、

足が足台に届くからという理由で、ピアノの弾き真似にめっちゃ使われてます…。ワタシノイス…。
下記で紹介したんですけど、ついにルーティーン動画まで出て、娘は釘付けです。りっちゃんがグッズ紹介とかし始めた日には買わざるを得ない…。

ここで言及したとおり、長女はりっちゃんに影響されまくってピアノもほぼ毎日弾きたがるようになりました。そればかりか「わたし、りっちゃんなの」と、おすましして歩いたり、ご飯を自分で食べてみたり(いつもはアーンしないと最後まで食べれない)、リっちゃんパワー凄すぎ…。長女がそういう(影響されやすい)タイプではあるし、人によって影響はそれぞれだと思うんですけど、なんか凄い効果でした。

上記の3つ+DWEをとっかえひっかえ、見たい時に見たいものを見るようにしてます。上記のコンテンツは、今までの視聴履歴もあるでしょうけど他のコンテンツが出てきにくく、流しっぱなしにしててもそんなに不便を感じてないです。
YoutubeKidsを使えば動画をホワイトリスト形式で管理できるみたいなので、子供が自分で操作したいと思うようになってきたら導入してみようかなと思っています。
自分の興味の赴くままに動画を探索していくのも良さそうだけど、まだ暫くは親も納得しているコンテンツの中から自分が見たいのを選ぶ方針でいいかなーと。

まとめ

  • 我が家の方針: 動画はわりと積極的に見せてる
    • 平日: 30分~1時間
    • 休日: 1~2時間
  • 親・子、ともに見せたい・見たい動画コンテンツがいいよね
  • 長女3歳からDisneyWorldEnglish(DWE)開始、このDVDが中心
  • 地上波にもお世話になっている
  • Youtubeは下記
    • 英語 for 1歳: SuperSimpeSongs, SuperSimpeLearning
    • 英語 for 3歳: Mickey Mouse Clubhouse, Minnie's Bow-Tique
    • ピアノ: りっちゃんの音楽channel

コロナの影響で、実際に会わない人とコミュニケーションする、すでに録画された動画から学ぶ、みたいなのが今まで以上に増えてきて、動画との付き合い方や価値観もまた変わっていきそうだなぁ、と漠然と思っています。
我が家では最近特に、Youtubeから得られたものが大きく、個人動画も刺さり方によっては良いなぁと思ったので、今回の話を書いてみました。

実は長女は2歳半くらいまでテレビやビデオに興味が薄く、怖いシーンもすぐ視聴を止めるし、そうでなくても10分くらいですぐに飽きていました。いないいないばぁも、一緒に歌ったり踊ったりすることは皆無。あのアンパンマンでさえ、通して最後まで見たことはなかったんじゃないかな…。逆に次女はいないいないばぁを見るとすぐノリノリで踊りだすし、飽きずにじっと見てるし、本当に個人差って凄いなぁと思っています。

結局それかいって感じですけど、子供によってあう動画との付き合い方はぜんぜん違うと思うので、一例として少しでもご参考になれば幸いです(◍•ᴗ•◍)ゝ