落ちていた木の枝や蔓と木の実・葉っぱで、子どもたち(2歳・5歳)とリースを作りました！初めてやったので想定外のこともたくさんありましたが、なんとか形になったので記録に残しておきます。
10月中旬くらいからイギリスでも急に寒くなり、秋！って感じになってきました。
近くの自然公園に遊びに行くと、たくさんの落葉と木の実が。木の実が落ちてたら集めるのが幼児。もちろん葉っぱもたくさん集めました。
日本ではよくどんぐりを拾っていましたが、イギリスに来てからは栗っぽいものをよく見かけます。今回も栗・松ぼっくり多め。
せっかく子どもたちが興味を持って集めたもの、何かしたくなってきたのでオータムリースに挑戦することにしました。
まずは拾って帰ったものの下処理。木の実と枝は虫が出てこないように煮沸します。
ここで想定外だったのが松ぼっくりの煮沸。どんぐりは前にもやったことがあったのですが、松ぼっくりは初。しかも大量。
煮沸に使ったお鍋に、松脂がびっしりこびり付いてしまいました…。
あれば不要なお鍋を使うこと、こびり付いた松脂にはエタノールが効くことを学びました…。ちなみに、市販のアルコールハンドジェル(強力)を塗りたくってしばらく放置・拭き取る、を5回くらい繰り返してやっと綺麗になりました。
葉っぱは虫や土を落とすために水洗い。煮沸・水洗い後に乾かしておしまい。
木の実は時々ひっくり返しながら、3~4日乾かしました。ひっくり返すのサボったやつは、ちょっとカビてしまった…。
葉っぱも木の実と同じ時に拾って洗ったものを使ったのですが、乾いてかさかさになってしまって幼児には扱いづらくなってしまうので（握って粉々にしてしまう）、葉っぱはリースに貼る直前に集めたほうが良かったかも。
まずはリースの土台。日本だと100均で売っているので、イギリスの100均ことpoundlandや文房具屋さんに売っていないかと探したのですが、見つからず。あまり高いお金を出して買うのももったいないなーと思ったのでオンラインショップやクラフトショップは検討せず、枝で作ることにしました。
日本にいたら100均の土台かこういうの買って使ってたかも。
家につるのある植物でも生えていればよかったのですが、マンション住まいなので公園頼み。落ちているつるは乾燥して折れやすくなっているので素材集めに苦労しました。日本に帰ったら庭に生えてる蔦で作ってみるのもいいな。
幼児と作ること前提だったので、グルーガンや瞬間接着剤、針金は使用せず。ボンドだけで戦うことに。こちら使った道具。
- 麻紐(買った)
- 木工用ボンド
- はさみ(枝や葉っぱのしっぽを切る用)
- 下に敷く紙
これだけ。
一つ(右)は長めのしなるタイプの枝を麻紐で結んでつないで、もう一つ(左)は短めに切った枝をボンドでつなぎ合わせて作ってみました。
麻紐で結ぶタイプのやつは、うまいこと円になりにくかったので、2~3本を麻紐でぐるぐる巻きにしながら良い形になるよう調整。適した枝を見つけるのは大変だけど、麻紐でぐるぐるにしたあとは飾りを付けやすかったです。
ボンドでつなぐタイプのやつは、たっぷりボンドを使わないとなかなかくっつかなかったです。乾かすのに時間がかかる。更に上につける木の実も、枝に直接ボンドでつけることになるので付きづらく、中々難易度が高かった。
このあたりは幼児には難しいこともあり、ほぼ見学。土台が乾くまで2日くらい乾かして待ちます。
あとは好きなところに好きなものをボンドで付けていき、重しで固定しつつ乾かしてまた待ちます。
机の上に合ったものを適当に使って、飾りを固定中。
枝につけるやつは5歳でも難しかったので、場所を娘が決めて母がボンドでくっつける感じで進めました。
最初は2歳児用にと思っていたのですが、5歳児もちょっと木の土台が難しかったので、ダンボールをドーナツ状に切った土台も用意しました。こちらは平面なのでボンドで飾りつけしやすく、2歳児でも色紙や葉っぱを貼ったり出来ました。
最初は木の実を中心につけていって、ある程度乾いたら最後に葉っぱを散らしてフィニッシュ。乾かすのに時間がかかるので、下処理から合わせるとトータル10日くらいかかりました。
完成！
母プロデュースの作品。麻紐ぐるぐるの土台を使用。子どもたちと作る前にお試しで作ってみたのだけど、葉っぱが凄くおまけ感出てしまった。
長女5歳の作品。木の土台を使用。飾りは全部長女プロデュースなのだけど、一番バランス良く出来た気がする。
次女2歳の作品。葉っぱを扱うのが難しかったので、金銀のティッシュをちぎって使ったりしてますが、案外いい感じになった👍
奥の小さいのは長女の。木の土台が難しかったのでダンボールでもやってみたやつ。
たくさんできたので、家の中の色んな所に飾ってます。
今回の反省を生かして、また来年もやりたいなー🍂🍁
