向上心の足跡

子育てエンジニア的つぶやき集

100均のカットクロス(布)とフェルトでひな人形を手作り(作り方つき)

今年はなんとなくひな人形っぽいものを飾りたいなーと思いつつ、気づいたら2月も27日!あとひな祭りまで5日しか無い!
そこからドタバタと100均に行って使えそうな物を買い、ひな人形を作りました。

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ドタバタの話と、それぞれの素材やデザインのチョイスの話をはさみつつ、ざっくりの作り方を書き残しておきます。
ドタバタが長いので、作り方はこちらへ

ドタバタの話と材料調達

我が家、諸事情により4歳の娘がいるにも関わらずひな人形は持っていませんでした。でもやっぱり何かお祝いしたい、季節の行事を感じるものを飾りたいなと思い、夫とよく相談してみたところ

  • ザ・日本人形のお雛様はNG
  • 場所を取るものNG

くらいの条件を満たせば、まぁ反対はしないよ、とのこと。

よっしゃ!と思い立って近所のイオンに行ってみたものの、ひな人形は日本人形のもの以外は売り切れ。ネットで買っても届く頃には終わってる。
じゃあ折り紙でなんか作るかと思い、千代紙コーナーを覗いたら空っぽ!皆考えることは同じ!! 折り紙なら子供とも作って遊べるもんね、うんうん。

困ったのでとりあえず最寄りの100均(Seria)へ。ここでもお雛様グッズはほぼ売り切れ。千代紙も無し。ガーランドがいくつか残っているくらいでした。(何も無しは悲しいのでとりあえず買っておいた)
ミニお雛様が売られていた形跡があるものの、残っているのはお内裏様のみ。一人売れ残りは寂しそうね…😢

この土日で調達しないとという思いから(ひな祭りは来週の平日)、Seriaに売っているもので作る覚悟を決める。
とりあえず手芸コーナーに行き、和風柄の黒とピンクのカットクロス(布)をゲット。
これとフェルトを使ってなんかぐるぐる巻いたらどうになるんじゃね?と構想を練ってみる。家に色んな色のフェルトあるし、なんとかなりそう!
問題は頭だ。髪の毛とか冠とか帽子とか、なんか大変そうすぎる。てるてる坊主みたいにティッシュで作ってもいいけど、それは最後の手段としてSeriaをウロウロ。
あった!このピンポン玉使えそう👍🏓
あとは家にあるものでなんとかしよう。ということでここで帰宅。

材料

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  • 100均の和柄布×2 (買ったのは33cm×33cmくらいのもの)
  • ピンポン玉(白) 6個入うち2つ使用
  • フェルト(赤・紫・白) ※100均で買った薄手のもの
  • 白のボール紙 (今回は空き箱を利用)
  • クリップ×2
  • 油性マジックと蛍光ペン(ピンク)
  • ボンド or のり
  • 針と糸 (ミシンを使うと楽だけど手縫いでも問題なし)

今回は材料費 ¥330 でした。わーい👛

頭用にピンポン玉を使いましたが、こういう発泡スチロール球のほうが加工しやすそう。

作り方

まずは紙で試作。

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買ったピンポン玉(頭)に合いそうな布・フェルトのサイズを確認します。

次は、中の着物用のフェルトをカット。
お雛様は白×赤、お内裏様は白×紫にしてみました。

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フェルトだけで自立させたかったのと、フェルトは家にたくさんあったので、二つ折りにして使うつもりで。今回は全部 22cm×20cm でカットしました。ほとんど隠れちゃうとこなので細かいところは気にせず。

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襟元に来るところが綺麗にいでるようにに、こんな感じで折って真ん中を縫い付けます。ボンドで止めても良いかもしれない。
赤・紫のフェルトも同様に折って止めます。
※赤・紫のフェルトは縫ったところがチラ見えする可能性があるので、同じ色の糸で縫うか、ちょっと折り目を左右どちらかに寄せちゃったほうが良さそう

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首のところに頭が入るくらいの穴を開けて、縫ったフェルトを巻いてみます。本物の着物っぽくするために、一緒に巻かずに、最初に白を巻いて、その上から色付きのを巻きます。
一応調べて着物は「右前」が男女ともに正解らしいので、向かって右側の布が最後上に来るように巻きます。
うん、いい感じ。頭も乗った👍 特に縫ったりボンドで止めたりはしませんでしたが、持って移動する時に崩れるのが嫌だったらちゃんと止めても良いかも。

次に外の着物を作ります。

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端を折った状態で23cm×30cmになるように、布をカットしたり折ったりして端を縫います。
この布の大きさは、上で作った人形に色々被せてみて決めて見てください。
(※できれば23cmにする辺の端の処理はギリギリ端で縫うのではなく、写真のように大きめに折り返して奥で縫うのがオススメ。折り目にアイロンもかけないほうが良いです。ここが着物の袖口に当たるので、本物の着物ののようにゆったりした雰囲気になります)

更に、30cmの辺を半分で外合わせにしており、端を縫います。

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さっき端の処理で縫ったところよりも内側で縫うのが良い。この写真の例は失敗。こっちの辺は端の処理をする時はギリギリ外で縫ったほうが良かった。

この生地をくるっと裏返し、さっきのに巻いてみます。

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お、いい感じ。これは行けそうな気がしてきました!

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お雛様のも同様に作って巻いてみました。とりあえず外の着物はクリップで仮止め中。
ここでいちど娘と夫に見せたところ、「もっと背が低いのが可愛い」とのこと。
フェルト部分をぐぐっと押し込んで調節。

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これでどうじゃ。

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外の着物の裾はいい感じにさばきます。後ろ姿の写真は後ほど。

さて、もうここで9割満足したのだけど、娘的にはのっぺらぼうは怖いので嫌とのこと。
この時はまだ頭をどうするか深く考えてなかったのだけど、改めて髪の毛作ったり被せたりくっつけたりするのめんどくさすぎる…。

ということで、耳を生やして動物にすることにしました。
ピンポン玉に耳をくっつけるのも大変そうなので、着物に刺す形でいけそうな耳の大きなうさぎに🐰
(…なんかうさぎのひな人形多いですよね。何か理由があるのかな?まさか髪の毛作ってつけるのがめんどくさいという理由ではあるまい。)

item.rakuten.co.jp

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うーん、たしかにうさぎ🐰かわいい…。うさぎ、着物も似合う気がする。

紙で施策をした後、指しやすそうなボール紙で作ることに。

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二枚重ねて切ってボンドで接着。以上。
注意点は、着物からはやしてるので思ったより大きめに作る必要があること。

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あとは、ピンポン玉に油性ペンで顔を書いて終了。お雛様は顔が命らしいけど、ピンポン玉に上手に書く自信がまったくなかったので、目、目、口、以上。お雛様だけ、赤のマジック無かったのでピンクの蛍光ペンでほっぺを。

仮止めのクリップを、本番用の事務用クリップに変えておしまい。余力があればこのクリップに扇とかくっつけて持たせたい。これは娘と一緒に作るかな。

完成🙌

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お内裏様サイド。

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後ろの着物のさばき方(適当すぎて斜めってる)

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色々試してみたのだけど、一番裾の部分は下に曲げるのが収まり良かった。あと、首の後ろ部分はそのままだと猫背に見えるので折ってみた。

金屏風つき。
耳を作ったお菓子の空き箱の残りの部分に、金の折り紙貼り付けただけ。

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今回は時間がなかったので追加の買い物はしなかったけど、これ!これめっちゃぴったりじゃん!金の扇のピンバッジ!

item.rakuten.co.jp

布も止められて、扇も持たせられて、これ来年までに買っておこう…。

全部止めていないので、動かすと頭もお耳もポロッと落ちちゃうけど、飾っておくだけなのでこれで良いのだ。
来年はアンパンマンみたいに頭だけ変えてみても面白そう😊